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『水性塗料』のメリット・デメリット

『水性塗料』のメリット・デメリット

【水性塗料のメリット・デメリット】

こんにちは。
川崎市を拠点として活動している『安武塗装』です。
外壁塗装を/屋根塗装お考えの皆様、業者にお勧めはされているが、塗料の種類が多く違いがよく分からないという方が多いのではないでしょうか?

この記事では各塗料の特徴をメリット・デメリットと分けてご紹介させていただきます。
皆様の快適な生活を提供する『塗料』選びの参考になれば幸いでございます。

さて、今回は『水性塗料』のメリット、デメリットをご紹介します。

塗料には大きく分けると2つの種類『水性塗料』と『油性塗料』に別れます。
ホルムアルデヒドなどの影響により、現在求められるようになったのが『水性塗料』です。

水性塗料のメリット

【1.シンナー等の溶剤を使用していないため臭くない】
水性塗料はシンナーなどの溶剤を使わず、主に水で出来ています。
その為、ペンキ独特の臭いがしません。
水性塗料の独特な臭いはあるが、これは塗料の成分であり体に害がある成分の臭いでないため安心してください。
このことから外部塗装をした際もご近所にご迷惑をかける事がない、とても扱いやすい塗料といえます。

【2.油性塗料にも劣らない塗料もある】
外壁には油性塗料を採用する事が多いですが近年では外壁でも強固な塗膜を作る事が出来る塗料も多くなりました。
その効果は、油性塗料にも劣らない性能を発揮しますので、外壁にも安心して水性塗料を使用する事が出来ます。
 
【3.保管が簡単】
主成分が水であるため、安心して保存ができる。油性塗料の場合、シンナーなどの溶剤が含まれていますので、火気の問題など様々な点に注意しなければなりません。
 
【4.溶剤中毒にならない】
シンナーなどの溶剤を含んでいないため、臭いを吸うことにより気分が悪くなるなどの体調不良を起こしません。
換気が出来ない狭い室内で塗装をしても問題がないため内装でもよく使われます。
水性塗料はお客様やご近所さんにも優しい塗料であり作業をする私たちも優しい塗料といえます。
 
【5.1液性の塗料が多い】
水性塗料は有機溶剤を配合していない関係上、1液性の塗料が多いです。
2液性のように混ぜなければならない塗料ではないので、とても扱いやすい塗料です。

6.値段が安い。
有機溶剤が含まれていないため、塗料自体の値段が安いです。
塗装工事自体をコストダウンすることができ、使用しやすい塗料です。

水性塗料のデメリット

【1.油性塗料と比較すると塗膜の寿命が短い】
有機溶剤が含まれていない分、強い塗膜を作る点では油性塗料より劣ることがあります。
しかし現在では油性塗料にも劣らないほどの塗膜を作ることができる水性塗料も開発されてきています。
 
【2.塗装できない素材がある】
水性ですので、鉄部などの塗料を弾いてしまう素材への塗装は難しいです。
適した下塗り材を使用する事で、塗装する事が可能になることもあります。
 
【3.ツヤが落ちるのが早い】
有機溶剤を含んでいないため、塗膜のツヤが落ちやすいです。
ツヤありを塗装しても、年数経過によりツヤが落ちてきてしまいます。
 
【4.塗装工程の際に雨が降ると流れてしまうことがある】
水性塗料ですので、完全に硬化するまでは水に弱いです。
そのため、外部で塗装をしている最中に雨が降ってしまうと、塗料が流れてしまうことがあります。
天候をしっかり見極めて塗装作業を行わなければいけません。

最後に

以上、今回は水性塗料のメリット、デメリットを紹介させて頂きました。
塗り替えをする際、塗料の性能や、メリット、デメリットを知っておくことでお客様にとって満足のできる工事になるのではないかと思います。
今後も定期的に紹介をさせて頂きますのでご要望等ありましたらいつでも気軽にお問い合わせくださいませ。

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