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『ウレタン塗料』のメリット・デメリット

『ウレタン塗料』のメリット・デメリット

【ウレタン塗料のメリット・デメリット】

こんにちは。
川崎市を拠点として活動している『安武塗装』です。
外壁塗装/屋根塗装をお考えの皆様、業者にお勧めはされているが、塗料の種類が多く違いがよく分からないという方が多いのではないでしょうか?

この記事では各塗料の特徴をメリット・デメリットと分けてご紹介させていただきます。
皆様の快適な生活を提供する『塗料』選びの参考になれば幸いでございます。

さて、今回は『ウレタン塗料』のメリット、デメリットをご紹介します。


ウレタン塗料のメリット

【1.光沢のある塗膜で高級感を引き出す】
ウレタン材特有の光沢ある塗膜を作るので、高級感あふれる光沢仕上げになります。

【2.弾性のある塗料】
ウレタン塗料はやわらかく、塗膜もやわらかいので、建物に力ぎかかってもヒビ割れしにくい塗膜となります。
 外壁は建物にかかった力ででヒビが発生しやすいのですが、ウレタン塗料を使えば、ヒビが発生しにくい外壁の仕上がりになります。

【3.密着性が高い塗料】
素材に対し密着性が非常に高い塗料です。
ですから初心者でも扱いやすい塗料となっているため、DIYでも扱いやすく、成功率の高い塗料となります。
 
【4. 種類が豊富な塗料】
ウレタン塗料は、日本や海外限らず数多くの種類がある塗料です。
水性をはじめ、弱溶剤、強溶剤、遮熱塗料など、塗布する場所や用途に合わせて様々な塗料を選択できる優れた塗料です。耐薬品性が豊かである。

 【5. メンテナンスが容易になる】
ウレタン塗料は素地の表面を樹脂で覆うので、傷に強く素地が侵されにくい傾向があります。
その為、再度、塗装工事をする際も手がかかりにくく、とても容易に工事を行う事ができます。

【6. 耐薬品性が豊かである】
耐薬品性が豊かであるため、工場やなどの汚染されやすい地域に適した塗料になります。

ウレタン塗料のデメリット

【1.耐用年数が6年から8年】
ウレタン塗料は、耐用年数が6~8年程度と言われています。
塗料の平均耐用年数が10年程度と言われていますので、平均耐用年数より劣る塗料となります。
 
【2.紫外線に弱い】
イソシアネートという成分があり、これは紫外線に弱く、外部に使うと黄変しやすい性質です。最近でのウレタン塗料は、ポリオール樹脂をベースにしたウレタン塗料にする事で改良を重ねておりますので、黄変しない塗料も多くなってきています。
 
【3.光沢のの保持率が低い】
ウレタン塗料とシリコン塗料との光沢保持率の実験の結果、ウレタン塗料はシリコン塗料の8割程度の光沢保持率しか発揮する事が出来ていない。その為、経過年数により光沢の減少速度が早い塗膜となります。紫外線に弱く耐候性に欠けてしまう塗料です。


【4.塗膜の傷から黄変することがある】
ウレタン塗料を塗装した素材を切断してみると、切り口が変色してしまう事があります。
 

【5.水分との相性が良くない】
ウレタン塗料の中に含まれている硬化剤が水と反応しやすいため、湿度が高い時に塗布すると水分とまざってしまい、塗膜性能が落ちてしまいます。
 
【6.汚れやすい】
ウレタン塗料の塗膜は汚れを付着させやすく汚れやすくなってしまいます。たった数年で汚れて全体に薄汚くなった塗膜となってしまうことがあります。近年では低汚染性の効果を追加したウレタン塗料もあり、汚れにくい塗膜にする事が出来るウレタン塗料も増えてきています。

最後に

以上、今回はウレタン塗料のメリット、デメリットを紹介させて頂きました。
塗り替えをする際、塗料の性能や、メリット、デメリットを知っておくことでお客様にとって満足のできる工事になるのではないかと思います。
今後も定期的に紹介をさせて頂きますのでご要望等ありましたらいつでも気軽にお問い合わせくださいませ。

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